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Thursday, February 15, 2007

jQuery History プラグイン更新.Safariでも戻る管理が可能に

会社のメアドの方に,jQuery history プラグインに関する問い合わせが.
Safariに対応する予定はある?みたいな感じだったので,前に友達にテストしてもらいながら色々やったけど,どうも無理っぽかった,という回答をしたら,対応パッチを送ってくれた.
IEでのちょっとした(?)バグまで直してくれた.すばらし...

というわけで,Lincoln Cooper さんによるパッチを取り込んだ新しいバージョンを公開しました.
jquery history plugin

Safari,無理かと思ってたけど,ちゃんとできるのね...

これで,jQueryであれば,IE,Firefox,Opera,Safari と主要ブラウザ全てに対応した,戻るボタン対策が出来るようになりました.

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Tuesday, February 13, 2007

E-500フォーカシングスクリーンを Katz Eye Optics にしてみた

確か Olympus E-500 を買ってしばらくした頃,フォーカシングスクリーンについて色々調べてみたことがあって,そのときからスプリットプリズムに付け替えたいなぁと思っていた.
スプリットプリズム,というのをその時までよく知らなかったけど,遙か昔の子供の頃にフィルムの一眼レフカメラを使ったときは,確かにそんなものが付いていたのを思い出した.
最近はAFが普通なので,一部の上級機のオプション(?)でしかないようだけど・・・

その時,いろんなデジカメ用に改造用パーツ(?)としてフォーカシングスクリーンを売っている,Katz Eye Optics という海外の会社を見つけた.でも,E-1,E-300 用しかなかった...
E-300 もデジカメ本体では普通には交換できないので,無理矢理改造するらしい(^^;けど,交換できるようなので,E-500 版はないのー?とメールしてみたところ,提供できるようになったら連絡する,という回答だった.


Katz Eye のフォーカシングスクリーンは,スプリットプリズムの周りにマイクロプリズムが付いているもの.

Katz Eye™ Focusing Screen for the
Olympus E-500

こんな感じのスクリーンになっていて,真ん中の内側の丸(白い丸の内側)がスプリットプリズム,白い丸がマイクロプリズム,後は普通.

スプリットプリズムは,ピントが合うと普通に見えるけど,合わない時は丸の上下で像が左右にずれるというもの.
左右にずれた状態の時は,そのずれがなくなるようにピントリングを回せばピントが合う.
(ちなみに,E-500のデフォルト設定では,ずれる方向とピントリングを回す方向が逆.設定で回転方向を反転できる.)

マイクロプリズムは,ピントが合うと普通に見えるけど,ピントが合わないと像がモザイクがかかったというか,なんかざらざらした感じになるというもの.

どちらも原理がどうなっているのかなかなか不思議ではある.

昔の一眼レフとかを知っている人を除いて,たぶんほとんどの人が見たことが無さそうな気がする.

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で,そんなフォーカシングスクリーンが欲しいなぁと思っていたこともすっかり忘れていた頃,E-500 用の提供を開始したとメールが来た.

早速購入しようと思うけど,E-500 の改造例はネットを見てもないし,下手すれば買ったフォーカシングスクリーンがダメになり,カメラも修理行き・・・なので,交換方法のドキュメントを購入前に見せてくれないか?と問い合わせ.
すぐに返事が来て,交換方法のPDFファイルを見せてもらった.

E-300では,ピアノ線みたいなやつを色々いじくらないとダメみたいだったけど,E-500 の場合は金具を外して,フォーカシングスクリーンを置き換えて,また上からはめるだけの模様.
多少不安はあるものの,なんとかなりそうだったので注文.

オプションで,フォーカシングスクリーンの映像を明るくする加工と,構図決めの参考用(?)の線を入れることが出来るので,それも選んだ.
OptiBrightは機種によっては副作用があって,測光に影響が出るみたいだけど,E-500の場合は平気みたいなので,ないよりある方がいいということで追加.
線は,Rule of Thirds Grid Line というのを選択.

本体+オプションで,$200.
FedExの普通の便で送料が $32.87.
約28,000円くらい.

1/28に注文,混んでいるらしく出荷まで約2週間待つということ.
2/10に出荷.2/13に届いた.

大きな箱に入って届いたけど,中身はこんな小さな箱で,さらにその中にもっと小さいプラスチックのケースが入っている.

Katzeye1

ケースを開けるとこんな感じで,フォーカシングスクリーンが入っている.

Katzeye2

そしていよいよ交換.

マニュアルには,細い精密ドライバーと,先が平べったいピンセット,先がとがったピンセット,などがいると書いてあったので,これはあらかじめ注文しておいた.
楽天でピンセットと,あとクリーンルーム用手袋を.
(マニュアルの写真で手袋してやってたので...)

本当はクリーンルームでやるのが良いみたいだけど,家ではそんなのは無理なので,換気扇やエアコンを止めて,なるべくホコリが舞わないようにして作業開始.

最初の留め具を外すところが,少しわかりにくかったけど,それが外れた後は普通にフォーカシングスクリーンをピンセットでつまんで交換して,留め具を元に戻すだけ.
マニュアル通りにやれば確かに難しくはない感じ.
(とはいえ,間違えてスクリーンに触ったり,ピンセットを当てたりすれば修復不能なキズが残るようで,リスクはそれなりにありそうだけど)

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交換後,ファインダーを覗くとなんか黒い点が・・・と思ったら,単にゴミだった.
吹き飛ばしたらすぐに良い感じになったので,問題なし.

早速MFで遊んでみたけど,スプリットプリズム&マイクロプリズムの変化が面白い.

普段は動き回る子供ばっかり撮っているので,専らC-AFモードで数撮れば当たる戦略だけど,散歩に行ったときとか,たまに花とか景色を撮ってみたりすることもあるので,そういうときに使ってみようと思う.
まぁ,景色には使わないか.花とか近くのものを撮るときに便利かな?

全般的に問題もなく,良い感じなんだけど,フォーカシングスクリーンの線と,フォーカス合わせようの点の位置が多少ずれているのがちょっと気になったり.
左側の線にほぼ接触する形で,左側のフォーカス合わせようの点があるんだけど,右側の線と右側のフォーカス合わせようの点は,点1個分くらい離れている.仕様なのかな?

というわけで,E-500 を持ってて MF で撮ってみたいけど,実際やってみるとピントの山がわからないー,という人にはお勧めかも.
多少の値段とリスクはあるけども.

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Thursday, February 08, 2007

SQL Server いい感じ

サイボウズ デヂエで管理していたテーブルが色々な意味で限界なので,ちゃんとしたDBへ移行しようと思って色々調べて,一部を SQL Server に移行することに.

ちなみに,デヂエはSQL知らない人でもテーブル設計からビューの作成,見た目のカスタマイズ(これが出来るのがかなり重要.値がまずいと赤くするとかが出来る),集計などまである程度の範囲で出来るので,結構社内で利用されてたりします.
外部のDBに連携して,同じような事が出来る製品も探してみたけど,良いのがなく...

デヂエの限界は,
・データ件数が10万件くらいまで
・集計結果が1000件超えると処理が中断される(これがかなり致命的)
・メールからデータを取り込める機能があるけど,手動でボタンをぽちぽち
 やらないとダメ.1回に100件しか取り込めない.今は毎日手作業・・・
といったあたり.

デヂエが外部DBのデータを扱えればベストなんだけど(^^;,それが無理なので...

いつも使っているMySQLで,CGIで作る方法もあるけど,この際OLAPもやってみたいなぁというのがあって,SQL Serverを選定.
で,実際試用版とかで試してみると,結構良い感じ.

・DB標準でテーブルのデザインが出来るツールがついてくる.ER図のようなものを書くと,自動でDBに反映される.
・インストール・バックアップ等,管理操作が全てGUIでわかりやすい.
 機能がある程度限定されている(?)のかもしれないけど,
 以前使ったことがあるOracleのGUIツールに比べて遙かにできが良いと感じる.
・StandardEdition以上なら標準でOLAPが使える.
 (Oracleだとサーバとクライアントが別々で,それぞれ1ユーザ10万~?
  どれが必要なのかよくわからないが…)
・Excelと相性が良い.
 DBもOLAPのキューブも特にExcelに設定をしなくても普通に見れる.
 (ただし更新はVBAコード書かないと無理)
・Windows認証が使える.
 社内クライアントから使うにはセキュリティも高く保てて便利.
 Windowsのログインパスワードは社内ポリシーでしっかり管理されているので,
 ずっと同じPW使うとか共有PW使っちゃうとかいう問題もない.

Standard Edition だと,だいたい10万+2万×CAL数という値段なので,価格もわりとお手軽.

今回は使うつもりはないけど,スタンバイ機はライセンス不要とか,その辺も好印象.
まぁ,実際に使ってみないと,安定度とかはわからないけども...

普段はLinux上でシステム開発しているから,社内用以外では使う機会はなさそうだけど.
UNIX版がでたら,ちょっと使いたくなるかも.(^^;

ちなみに,普段はMySQL.
でも,最近ライセンスがじわじわ値上げ,そして永久ライセンスじゃなくて年間ライセンスになってしまったからなぁ.(74,970円/年は高いョ・・・)

Oracleはとっても高いし,PostgreSQLが良い・・・?
でも昔に痛い思いをしたのでそのイメージが・・・
(高負荷サーバでシステムカタログが吹っ飛んだことが何度もある.6.x時代)

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